共通仕様

80％以上の構成部品は同社のオールラウンダーシリーズに最適化された自社設計製造です。それらは自動化された各種切削研磨、窒化処理、焼入れ、外装塗装等が行われた後、室温管理されたドイツ/ロスブルグ工場で熟練工によりハンドビルドされています。モジュールコンセプトと呼ばれる方式を採用し可塑化シリンダーをユーザー自身で交換することで全ての樹脂に1台で対応することが出来ます。交換には1時間程度で完了できるように設計されております。この方式は豊富にあるバリエーションの型締と射出ユニットを組合わせることで共通部品を増やし短納期、コストパフォーマンス、地球環境にも配慮されています。

 

小型竪型射出成形機オールラウンダーV

オールラウンダーVは自動化ラインに簡単に導入できる様に低床コンパクトデザイン、タイバーによる干渉がない型締エリアのフリースペースデザインを採用しています。またインサート成形向けに電動ロータリーテーブル、スライドテーブルをオプション設定。射出ユニットはスプルー、パーティング射出金型に対応、ユーザーによる組替えが可能です。

機械サイズ

オールラウンダーV：インラインに最適な小型竪型射出成形機

プラテンサイズ300ｘ194から504ｘ424ｍｍ　型締力125から500ｋN　　スクリュー径Φ15から40（10.6から188㎤）

 

ロータリーテーブル付き竪型射出成形機オールラウンダーT

電動ロータリーテーブル付き竪型型締ユニットに世界的に実績のあるラーファー製を採用し大型かつロータリーテーブル付きにも拘らず低床デザインであり人間工学に基づいたデザインが世界的に高い評価を得ております。標準では180°回転の2ステーション、120°回転の3ステーションはオプション設定。複数の射出ユニットを装備させマルチコンポーネント成形も対応可能。下型用の各種ユーティリティはロータリー接続によりテーブル上にコネクションを配置。金型セットアップタイム短縮や配管の捻じれや折れを防止します。

 

 

機械サイズ

オールラウンダーT：ロータリーテーブル付き竪型射出成形機

テーブル直径Φ1300から2000　型締力1600から2,000ｋN　　スクリュー径Φ30から55（106から474㎤）